品川近視クリニック・レーシック体験記 2/2

レーシック当日・手術の流れ

術前の最終検査

手術当日は、術前の最終検査を行なうため、1時間ほど早く病院にくる必要があります。診察券を出して受付を済ませると、しばらくして名前を呼ばれました。
最終検査は、適応検査で測った数値に誤差がないかどうかを調べることが目的で、視力などの適応検査とほぼ同じ項目を調べます。

結果は異常なしということで、しばらく待合室で待機したあと、当日、手術を受けるほかの患者さんと一緒にグループで呼ばれ、ドクターから手術の説明を受けました。手術後に装着する保護用メガネを渡されて、内服薬(炎症を抑える薬、胃薬、解熱鎮痛剤)を飲んでから点眼麻酔を行ないます。

フラップ作成

手術室(イメージ)

フラップの作成は専用のレーザー室(イントラ室)で行なわれます。耳と髪を覆うキャップをつけたあと、ベッドに仰向けになり、「開瞼器」という器械でまぶたを固定します。麻酔が効いているため痛みはありませんが、眼球が動かないよう、目を大きく広げたまま固定するため、白目にかなりの圧迫感を感じました

レーザーの器械が目に近づけられ、ドクターから「光の中心を見てください」と指示があります。レーザーを照射し、そのまま20秒のカウントダウンに入りました。カウントダウンが終わったあとは、視界が真っ白で霞がかかったような感じになります。

手術の最中、ドクターから、たびたび声かけがありました。どうやら「順調ですよ」と手術の状況を説明してもらっているようですが、緊張していてほとんど耳に入りません。

反対側の目も同様にレーザーでフラップを作成したあとは、看護師に手を引かれて、徒歩で次の手術室に移動しました。

レーザー照射

エキシマレーザーの照射は、これも専用の処置室(エキシマ室)で行なわれます。先ほどと同じくベッドに仰向けになり、開瞼器で目を固定します。フラップがめくられ、緑の光の中心を見るように言われます。レーザーの照射と同時にカウントダウンが始まりました。
フラップの作成時と同じく、麻酔が効いていて痛みはまったくありませんが、角膜がレーザーで焼ける臭いをかすかに感じました
カウントダウン終了後、目を洗浄してフラップが戻されると、すかさず3種類ほどの点眼をさされ、目をあけるよう言われました。

同じく反対側の目にもエキシマレーザーを当て、消毒&点眼したあと、回復室へ移動して15分ほど安静にします。

回復室

回復室はいくつかに仕切られた暗くて静かな部屋でした。椅子に座って、目を閉じて休みますが、その際、「眠らないでください」と注意を受けました。眠ると涙の分泌量が減ってしまい、角膜が傷つきやすくなるためです。

回復室では、同じ日にレーシックを受けた人々が、8人ほど座って休んでいました

まだ麻酔が効いているようで痛みはありません。ためしに目を開けてみると、少しぼやけてはいるものの、明らかに視力が回復していることがわかりました。なんとなく、コンタクトレンズの表面にゴミが付いたときのような見え方です。

手術後の診察

休憩が終わって回復室から出ると、ドクターの簡単な診察があり、「問題なく終了しました」とのことでした。

受付で点眼薬と内服薬、睡眠時につける保護用眼帯をもらい、点眼のさし方や薬の飲み方、眼帯の使用法などの説明を受けます

処方された点眼薬は全部で5種類。それぞれ、炎症を抑える目薬、細菌感染を防ぐ目薬、涙成分の補充、角膜の保護、痛み止めと効果が異なるため、当日は痛み止め以外の4種類を1時間おきにさし、一つの点眼薬をつけるごとに10分ほど時間をあけてください、ということでした。

痛み止めの点眼薬は麻酔薬の一種なので、そのほかの点眼薬とは反対に、一日3回程度までに抑えてほしいという話です。 翌日の術後検診について話を聞き、保護用メガネをつけて帰宅しました。

帰宅時・帰宅後

病院を出たあたりから、麻酔が切れ始めたのか、ひりひりした痛みを感じるようになりました。涙が止まらず、帰宅してから鏡を見ると白目が真っ赤に充血しています。指示通りに目薬を差してやりすごそうとしましたが、痛み止めの目薬は一日3回までという話だったため、3回目の点眼を終えたあとで、効き目が切れる前に眼帯を付けて休むことにしました。

視界は手術直後と同じく、まだぼんやりとかすみがかっていました。

レーシック後の経過

レーシック翌日

レーシック翌日

朝、起きたとき、昨日までぼやけていた視界がクリアになっていました。コンタクトをつけているときのように遠くの風景がくっきりとよく見えます。
充血は残っているものの、痛みは治まっており、メガネなしでも見えることが楽しくて仕方がありませんでした。

クリアな視界を実感しつつ、保護用メガネを忘れずにつけて再びクリニックへ行きました。術後検診は、レーシックの翌日・1週間後・3ヶ月後にそれぞれ行ないます。
検査の結果は角膜もその他も異常なしとのこと。視力は、左が1.5 右が1.2でした。
ドライアイと充血がありましたが、ほとんどは時間がたつにつれて収まるため、点眼をさして様子をみましょう、という話です。今度は3種類の点眼薬を処方され、1日5回さしてくださいと言われました。

1週間後

レーシックから1週間目までは、フラップが安定しない時期でもあり、特に目に気をつけて過ごさなくてはいけません。クリニックからは、目薬をさすことと、就寝の際に保護用眼帯をつけることを指導されました。
視力は術後に測った時のまま安定しており、ドクターの説明通り、ドライアイと充血も治っていました

3ヵ月後

グレア

手術から3ヶ月が経過。視力は、手術後の見え方から一貫して安定しています。
唯一、暗い場所で光がにじむ「グレア」という現象が、手術後2ヶ月程度まで残っており、夜間に車を運転するとテールランプ等がにじんで見えていましたが、3ヶ月目までにはそれも気にならなくなっていました

現在の状況

現在の状況

以上が私のレーシック体験記です。

現在も視力は非常に安定しており、手術前に心配していた視力の低下や副作用も見られず、とても満足しています。

レーシックを受ける前と後の見え方の違いは、体験した人でないとなかなか実感できないと思いますが、「世界が変わった」という同僚たちの言葉に嘘はなかったと思いました。 身近にレーシック体験者がいる方は、ぜひ、彼らに詳しい話を聞いてみてほしいと思います。

また、適応検査では思った以上に多くの回答をクリニック側からもらうことができ、手術前の不安・疑問を解消するのに役立ちました。レーシックが気になっている方、自分のレーシック適正を知りたい方は、まずは眼科の適応検査だけでも受けてみてはいかがでしょうか。

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