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コンタクトレンズによる目の病気に注意。正しいケアの方法は?

コンタクトレンズによる目の病気―角膜感染症が問題になっている。
コンタクトレンズを1年間使用し続けた場合の角膜感染症の発症率は、1万人に5~10人。割合としては0.05~0.1%と少ないが、コンタクトレンズは長期にわたって連続で使用するケースが多く、10年間使い続ければ、リスクも10倍に跳ね上がる。
感染症の原因は、ほとんどがコンタクトレンズの洗浄不備や、「レンズを着けたまま寝る」「使用期限を無視して使う」といった不適切な使用方法によるもの。 コンタクトレンズを使っている人は、コンタクトレンズの適切なケアと、感染症が引き起こすリスクをしっかりと認識しておく必要がある。

コンタクトレンズによる目の病気に注意

角膜感染症は、角膜の傷からブドウ球菌や緑膿菌が侵入することにより発症する。 通常、角膜は涙によって外部の刺激や細菌から守られているが、コンタクトレンズの汚れや変形によって角膜が傷つくと、細菌による感染症リスクが格段に高まる
使い捨てコンタクトレンズの普及もあり、日本のコンタクトレンズ市場ではソフトコンタクトレンズが全体の8~9割を占めるが、ソフトコンタクトレンズの場合、ハードコンタクトレンズと比較して角膜が傷ついた際にも痛みを感じることが少ないため、無理に我慢して悪化させてしまうケースも多いという。

角膜が感染症を起こすと、強い目の痛み、大量の目やに、白目の充血などが自覚される。また、黒目が白く濁って見えるのも感染症のサインの一つ。ひどい場合は、視力が低下し、失明にいたることもある。

目の病気予防には、コンタクトレンズの正しいケアが不可欠

毎日使用するコンタクトレンズだけに、ついケアが面倒になったり、着けたまま寝てしまう場合もあるが、コンタクトレンズの不適切な使用は目の病気のリスクと隣り合わせであることを自覚しておこう

コンタクトレンズの正しい使い方とケア方法

  • 所定の装用時間を守る(ソフトコンタクトレンズ:1日最長12時間、ハードコンタクトレンズ:1日最長14時間)
  • レンズは洗浄液で洗い、指の腹を使って汚れを落とす
    ※水道水を使うと水中に含まれるアメーバ(微生物)が感染症の原因となる
  • レンズケースは使用後、しっかり乾燥させる(3ヵ月に一回は新品に交換)
  • 汚れた手でコンタクトレンズを扱わない
  • 使い捨てレンズを再使用しない

メガネよりも見た目が良く、利用者が多いコンタクトレンズだが、目に直接入れて使用する器具だけに、取扱い方法とリスクはしっかり理解しておく必要がある。
最近では、夜間のみ装着して昼間は裸眼で過ごせるようになる特殊なコンタクトレンズ(オルソケラトロジー)も普及しているため、昼に着用するコンタクトレンズにわずらわしさを感じている人はトライしてみても良いだろう。

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