視力回復相談室

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遠視はレーシックで治りますか?

Q.12

33才女性です。子どもの頃から遠視があり、悩んでいます。今は眼鏡で矯正していますが、手術で治るならそのほうがいいと思い、レーシックを検討しています。

ただ、近視に比べると遠視の人は少ないので、遠視でもちゃんと視力が回復するのかどうかを知りたいです。

回答

レーシックというと近視治療のイメージが強いかと思いますが、遠視を治療することも可能です。
手術方法も通常のレーシックと同様で、角膜にレーザーを照射して屈折異常を矯正し、網膜上にピントが合うようにします。

視力回復編集部

近視のケースと異なるのは、近視では眼の焦点が網膜より手前で合っているのに対して、遠視の眼は網膜よりも後方にピントが合っているため、レーザーの照射方法を変える必要がある点です。
また、遠視のレーシックは、近視よりも矯正可能な範囲がせまく、強度遠視の場合などはレーシック不適応となるケースもあります。

ただし、眼鏡やコンタクトレンズで1.0以上の矯正視力が出ているようであれば、レーシックによる矯正も可能な場合が多いので、まずは眼科でレーシックの適応検査を受けてみるとよいでしょう。

ちなみに、レーシック以外の視力回復手術としては、眼内に人工レンズを入れることで視力を矯正する「フェイキックIOL」があります。
こちらは、強度の近視や遠視にも対応できる場合が多く、角膜の厚み不足等でレーシック不適応となった人でも受けることが可能です。
大手のレーシック眼科では、フェイキックIOLを実施している病院も多いため、適応検査とあわせて聞いてみてもよいかもしれません。

フェイキックIOLを実施しているおもな眼科

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