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オルソケラトロジーとレーシック、どちらにするか迷っています

Q.14

22才で、男性です。子どもの頃から視力が悪い(近視)なのですが、レーシックとオルソケラトロジーという視力回復の方法があると聞き、どちらがいいか悩んでいます。

レーシックは、色々な眼科がやっていて、副作用もほとんどないと聞きますが、オルソケラトロジーの情報は、レーシックより少なく、どのような点に注意する必要があるのか、いまいちわかりません。

回答

オルソケラトロジーは、睡眠時に特殊なコンタクトレンズをはめて角膜にクセをつけ、視力を回復させる方法です。レーザーで角膜を削るレーシックとは異なり、コンタクトレンズの装用をやめれば、徐々にクセが抜けて、もとの視力に戻ります

視力回復編集部

オルソケラトロジーのメリットは、なんといっても昼間を裸眼で過ごせるようになることでしょう。レーシックのように角膜を削らないため、いつでも装用をやめることできるうえ、年齢制限(通常20才以上50才前後まで)のあるレーシックとは異なり、未成年者が使用できることも長所の一つです。

反対に、オルソケラトロジーの注意点としては、おもに以下の5点があげられます。

  • 強度近視(乱視)には向かない
  • 視力の変動が起こりやすい
  • レンズの管理が必要
  • 角膜障害のリスク
  • 眼科の定期健診が必要

オルソケラトロジーは、マイナス4Dまでの軽度~中度近視の矯正に使用されるのが一般的です。あまりに強い近視の場合は、コンタクトをはずしてからの視力の戻りが早く、期待した視力を維持できない可能性があります。
軽度&中度近視の場合でも、場合によっては視力の日内変動が見られ、眼鏡やレーシックよりも視力の安定性は悪くなります

なお、オルソケラトロジーで用いられるレンズは、非常に酸素透過性の高い素材で作られていますが、そのぶん汚れやすく、コンタクトレンズの洗浄やレンズケースの洗浄は欠かせません。また、就眠時につけたまま寝る、角膜を圧迫してかたちを変えるなど、特殊な装用方法をとるため、誤った使い方をすると角膜に障害が起こる場合もあります。

そのため、オルソケラトロジーを行なう時は、最初に適応検査やコンタクトレンズのフィッティング検査を行ない、目とコンタクトレンズの相性を調べてから装用を始める場合がほとんどです。
また、コンタクトレンズが正しい位置に合っているか、角膜に異常がないか、きちんと視力が出ているか等をチェックするために、定期的な眼科の診察も必要です。

オルソケラトロジーを実施している眼科は、レーシックを行なっている眼科に比べると数は少なくなりますが、なかには眼科専門医が常駐し、オルソケラトロジーとレーシックの両方に対応しているところもあります。

オルソケラトロジーとレーシック、どちらがいいか迷ったときは、このような眼科を受診して、自分に合った視力回復の方法を診てもらうと良いでしょう。

オルソケラトロジーを実施しているおもな眼科

レーシックを実施しているおもな眼科

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