視力回復相談室
視力回復に関する様々な質問に回答する相談コーナー
左右とも0.1の近視ですが、視力回復できますか?
Q.19
近視が進み今は左右どちらとも裸眼0.1になってしまいました。常にメガネをかけています。これでも、回復の見込みはあるでしょうか?
信一・17才・男・学生
回答
近視を回復するには、おもに二つの方法があります。ひとつは、現在のようなメガネやコンタクトレンズといった器具による視力回復方法、そしてもうひとつは、レーシックをはじめとした手術による視力回復方法です。
ただし、後者の視力回復については、未成年のうちは行なうことができません。未成年者の多くは体が成長段階にあり、それにあわせて眼球のサイズや形も変化するため、視力が安定しておらず、レーシックを受けても手術後の視力が不安定になる可能性が高いためです。
しかし、年齢制限こそあるものの、レーシックは、0.1の近視であってもメガネが不要なレベルまで視力を回復させられる、もっとも確実な視力回復方法です。もしも将来、メガネなしで生活をしたいという場合は、20歳をすぎた時点で、一度レーシック眼科で適性検査をしてもらうと良いでしょう。
一方、今現在、視力回復のためにできることは、自分の視力にあったメガネ(あるいはコンタクトレンズ)を使用すると同時に、普段から目に良い生活を心がけることです。
目に良い生活とは、たとえば、読書やパソコンなどをする際に適切な距離を保つ、好き嫌いをせずバランスのよい食事を食べる、睡眠をしっかりとる、照明などの明るさに注意する、などごく基本的なことばかりですが、このように目の健康に気をつけた生活を送ることで、視力低下の要因の一つでもある眼精疲労を抑えることができます。視力低下の原因の一つが、眼精疲労であるケースは多く、目の負担が減ることである程度の視力回復効果が見込める場合もあります。
残念ながらこれらの方法は、レーシックと異なり、確実に視力が回復するという保証はありませんが、体が成長段階にあるうちに目をいたわる生活習慣をつけることで、目にとっては間違いなくプラスになりますので、気に留めていただければと思います。
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