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アイレーシックについて教えてください。

Q.21

最近、いろいろなレーシック眼科で、アイレーシック(iレーシック)というレーシックを見かけます。
これは普通のレーシックとなにが違うのでしょう。同じアイレーシックだったら、どこの眼科のものを受けても同じなのでしょうか?

回答

アイレーシックとは、フラップの作成時にレーザー(イントラレースFS60)を使用するイントラレーシックの一種です。
米国国防総省のパイロットや国立航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士への使用も認められており、術後の「見え方の質」や視力安定効果が高いことが知られています

視力回復編集部

このアイレーシックは、米国AMO社の商標として、ロゴマークや商品名、術式などをAMO社指定のもので統一するよう義務付けられています。

アイレーシックに使用される指定機材は、以下の3つです。

  • ウェイブスキャン…角膜の形状などを細かく解析し、一人ひとりの角膜の歪みに合わせたレーザー照射プログラムを組む
  • イントラレースFS60…フラップ作成に使用されるレーザー。マイクロケラトームを使ったレーシックに比べて安全性・安定性に優れる
  • ビジックス スター S4 IR…ウェイブスキャンの測定データに基づいた屈折矯正を行なう。手術中の眼の動きにあわせてレーザーを照射するアイトラッキング機能や誤差修正プログラムを持つ

アイレーシックは、これらの機材を用いることで手術後の見え方の質を上げ、従来のレーシックで問題となる場合があった夜間の視力(グレア、ハロなど)を起こりにくくしている点が特徴です。

このように、アイレーシックは、使用する機材・術式が統一されているため、基本的に手術の内容や効果は、どの眼科もほぼ同一と見ることができます。

ただし、レーシック眼科によってアイレーシックの施術実績、院内設備(クリーンルームの設置や感染症予防など)、そして再手術時の保障内容は大きく異なります

アイレーシックを考えている場合は、おもな眼科の価格や保障内容等を確認し、説明会への参加や、適応検査の受診で数社の対応を比較のうえ、信頼できる眼科を選ぶようにしましょう。

おもなアイレーシックの実施眼科

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