スマホ老眼のチェックと改善方法
スマホやパソコンの使いすぎによって、老眼のような症状が出る「スマホ老眼」。近年、20代~30代を中心に、多くの人がスマホ老眼に悩まされています。
そこで、今回の特集では、スマホ老眼をチェックする方法や、スマホ老眼になってしまった場合の改善方法をわかりやすく解説。ひょっとしたらスマホ老眼になりかけているかも・・・と感じている方はもちろん、すでにスマホ老眼の症状に悩まされている方も、本特集を参考に、スマホ老眼から目を守る方法をチェックしましょう。
スマホ老眼をチェックする方法
スマホ老眼は、日頃のスマホ・パソコンの利用状況や、目や身体に出る症状から、簡単にチェックすることができます。
以下のリストを参考に、スマホ老眼の危険性がないか、セルフチェックをしてみましょう。
スマホ老眼 チェック項目一覧
- スマホ・パソコンを1日8時間以上利用する
- 寝る前や、暗い場所などでスマホをよく利用する
- まばたきの回数が少なく、目が乾きやすい
- 夕方になると目の疲れを感じやすい
- スマホの画面から目を離すと、周囲の視界にピントが合うまでに時間がかかる
- まぶたがピクピクと痙攣(けいれん)することがある
- スマホやパソコンを長時間使っていると、目の奥に痛みを感じることがある
- スマホやパソコンをしばらく使わなければまた見えるようになる
上記チェック項目で1個以上当てはまる項目があれば、スマホ老眼になっている、または今後その危険性がある可能性が高いでしょう。
また、上記の項目以外にも、「首や肩が凝りやすい」「原因不明の頭痛がする」等、身体に症状が出ている場合は、注意が必要です。
ちなみに、ここで覚えておきたいのが「スマホ老眼は一時的なものであり、適切なケアを行えば、治すことができる」ということ。何らかの症状がある場合、しっかりとケアを行うことで、スマホ老眼は改善できます。
以下で紹介する方法を参考に、スマホ老眼を改善していきましょう。
スマホ老眼を改善する方法
目の周りを温める
温かいタオルを目の上と額の上に乗せ、目の周りを温めることで血行が良くなり、目の疲れが取れやすくなります。
目の周りをマッサージ
指の腹で円を描くように目の周りをマッサージします。目の周りの皮膚は薄いため、力を入れず、やさしくマッサージするのがポイント。
目のエクササイズ
ピント調節を行う目の筋肉を鍛えます。エクササイズは、毎日継続することが大切。
≪ スマホ老眼の改善におすすめのエクササイズ ≫
遠景&ペン注視トレーニング
窓際等、遠くの景色が見えるところに立つ
ペンや鉛筆など、細長いものを縦に持ち、腕を伸ばす
ペンや鉛筆を両目で3秒見た後、窓の外の遠くの景色を両目で3秒見る
1~3を1セットとし、1回3セットを1日2回行う
サプリメントで栄養を補給する
サプリメントを飲むことで、「光のダメージから目を守る」「視界をくっきりさせる」等、目に効果のある栄養素を効率的に摂取することが可能です。また、スマホ老眼の改善だけでなく、予防の効果も期待できます。
≪ スマホ老眼の改善におすすめのサプリ ≫
ブルーライトをカットする
スマホやパソコンのディスプレイから発せられるブルーライトは、ピント調節を行う目の筋肉を凝り固まらせ、スマホ老眼だけでなく、眼精疲労やドライアイの原因にもなります。
また、最近では、ブルーライトをカットするスマホアプリも登場。無料でブルーライトカットの対策をしたい人や、今すぐダウンロードして使いたいという人におすすめ方法と言えるでしょう。
≪ スマホのブルーライトカットにおすすめのアプリ ≫
Android用ブルーライト軽減フィルター ~ブルーライトはアプリで対策!
スマホ老眼は、加齢による老眼とは異なり、適切なケアを行うことで、治すことが可能です。
しかし、スマホ老眼の症状が出ているにも関わらず、何もせずに放置しておくと、症状が悪化し、全身の倦怠感や睡眠障害、慢性疲労やうつ病など、大きな問題を引き起こす可能性も。
「スマホの画面から目を離すと、周囲の視界にピントが合うまで時間がかかる」等、何らかのスマホ老眼の症状がある場合は、しっかりとケアを行い、スマホ老眼を改善していくことが大切です。