視力回復 ニュース

新しい視力回復方法「リレックス(ReLEx)」とは?

レーシックに次ぐ新しい視力回復方法として、「リレックス(ReLEx)」が注目を集めている。
「リレックス(ReLEx)」とは、Refractive Lenticle Extractionを略したもので、レーシックと同じ角膜の屈折矯正手術のことだが、「フラップを作成しない」「一台のレーザー機器ですべての手術を行う」など、その術式は大きく異なる。
手術後の副作用(ドライアイ、夜間視力の低下等)も少ないことが確認されており、視力回復を検討している人の有力な選択肢として期待されている

新宿近視クリニック
新宿近視クリニックが手がける「リレックス スマイル」

現在、視力回復手術の主流であるレーシックとは、レーザーや眼球用のカンナで角膜にフラップ(蓋状の切れ込み)を作成した後、エキシマレーザーを用いて角膜を削り(蒸散させ)、形状を変化させる視力回復手術。
一方、リレックスでは、角膜にレンチクル(シート状の角膜切片)を作成し、それを除去することでかたちを変え、光の屈折率を変化させている。

細かな手術方法によって「フレックス」と「スマイル」に分かれ、「フレックス」はフラップを作成したあとレンチクルを除去。「スマイル」は、フラップを作成することなく、角膜に作った2~3ミリの切開創から角膜内部のレンチクルを除去する。リレックスで行なわるのは、もっぱら「スマイル」の術式が多い。
角膜に作成するフラップは、術後の目の痛みを和らげ、角膜の回復を早める反面、衝撃に弱く、ドライアイの発生頻度が高いという弱点があった。フラップを作成しない「リレックス スマイル」は、レーシックのこれらの弱点をカバーし、手術もレーザー機器1台(フェムトセカンドレーザー)のみで行うことができる。

リレックスが本格化されれば、術後のドライアイや、ハロ・グレア(夜間の光源をまぶしく感じる、光源の周囲に光の輪が見える)といった副作用リスクの少ない視力回復方法が実現するだろう
ただし、現在、国内でリレックスを手がけている眼科は少なく、症例数や手術の実績はレーシックと比べるとまだ充分とは言えない。

2011年末に北里大学眼科が国内初のリレックス・スマイル導入を行い、次いで2012年に名古屋アイクリニックがリレックスをスタート。全国規模のレーシック眼科としては、新宿近視クリニックが2013年3月から他の2院と同様の「リレックス スマイル」を手がけている。

中でも新宿近視クリニックは、手術後に視力が低下した場合の再矯正手術を無期限で保障し、術後の痛み緩和ケアや10年間の無料診察を実施するなど、保証体制が充実
普及の段階にある新しい視力回復方法だけに、リレックスの術式やレーシックとの違いを把握しておくことは大切だが、ドライアイが強い人や術後の痛みが苦手な人でも視力回復手術を検討するきっかけになるのではないだろうか。

リレックスを実施しているおもなレーシック眼科

新宿近視クリニック

新宿近視クリニック・画像

ReLEx Smile(リレックススマイル)
両眼32.9万円(税込) /片眼17.45万円(税込み)

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