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レーシック、費用だけでなく評判・術後対応が大事

レーザー照射による外科手術「レーシック」を受けて、憧れの裸眼生活を送れるようになる人は多い。日本眼科学会によると、レーシックで裸眼視力1.0以上に回復する人の割合は90%以上
ただし、2011年の感染事故報道や、2013年の消費者庁勧告(レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう)を受け、レーシックに対する不安を募らせている人も少なくない。
安全にレーシックを受けるためには、信頼できる眼科専門医を選ぶことと、手術後の対応をしっかり確認することが重要となる

レーシックは、角膜の表面をめくってレーザー(エキシマレーザー)で削り、光の屈折率を変えて視力を矯正する外科手術。主に近視を矯正するが、乱視や遠視の矯正も可能だ。
手術前には適応検査を受け、視力や角膜の厚み、眼病の有無などをチェックする。費用は両眼で40~60万円前後が主流だが、近年はレーシック専門の眼科が台頭し、激しい価格競争を繰り広げることで両眼7万円(税抜)まで下がっている。

レーシック、費用だけでなく眼科の評判・術後対応が大事

だが、費用の安さを眼科選びの基準にすると、思わぬリスクを背負うことになる
患者1人当たりの費用を安くするには、そのぶん大量の手術を行う必要がある。大手のレーシック眼科の場合は、レーザーなどの医療機器やスタッフを大量にそろえ、費用と手術方法の異なる様々なレーシックを行うことで採算をとっているが、中小規模の眼科では、下げた費用分の利益を回収するために、設備費や人件費をカットすることが行われる場合がある。
大手のレーシック眼科も、上位のレーシックと最安のレーシックには3~4倍もの費用差があり、安いレーシックには再手術保障や術後の無料診断が付帯していないのが一般的だ。手術の質や安全性にも関わる部分だけに、あまりにも低価格で提供されるレーシックは、術後のリスクも高いことを理解しておこう。

また、レーシックは、眼科自身がアピールする高い成功率の一方で、一定確率での副作用も報告されている。有名なものは、手術後に視力が下がる「再近視化」や、「ドライアイ」、夜間に光が滲んで見える「ハロ・グレア」などだ。時間の経過とともに症状が軽減する場合もあれば、再手術が必要になるケースもある。
2013年に大きな問題となったのは、本来、レーシックに不向きな患者にもレーシックを行ったことで、術後の視力に不都合が生じた「過矯正」だ。たとえば、強度近視の人の場合は、レーシックでも希望通りの視力を得られない可能性がある。このようなリスク説明を事前に充分行わず、不適切なレーシックを行ってたことが、レーシック全体の信頼性を大きく揺るがす結果となった。

このように、レーシックを検討する際は、費用を第一に選ぶことはおすすめできない。再手術が必要となった場合の保障など手術後のケアが充分であることと、実績豊富な眼科専門医が手術を担当することを必ず確認しよう。眼科の評判も参考にしつつ、信頼できる眼科を選ぶことが重要だ

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