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眼鏡が視力低下の原因に? 適切な度数の眼鏡を掛けよう

コンタクトレンズと比較して、目への負担が少ないと言われる眼鏡。
しかし、近くのものがかすみ、一時的に見えにくくなるといった視力低下の症状が、眼鏡によって引き起こされている場合があるという
特にパソコン作業の後に近くのものが見えにくくなったと感じた際には、老眼の可能性について考えるほかに、眼鏡の度数を見直す必要があるかもしれない。

よく見える眼鏡、実は視力低下の原因に?

眼鏡が視力低下の原因に?

一般的に、近視用のレンズは、黒板の文字など遠くのものがはっきり見えるよう度数を調整する。しかし、度数が強ければ強い程、遠くにピントが合いやすくなるため、近くを見る際のピントの調節で、目の筋肉に負担がかかってしまう。

例えば、パソコンやスマホ、タブレットの使用は、目に負担をかける代表的な作業。なかでも、スマホ・タブレットは、パソコンよりも目とディスプレイの距離が近く、裸眼でも十分な距離を、眼鏡をかけた状態で見続けていれば、もちろん目への負担もより大きくなる。
そして、目のピントを合わせる筋肉に疲労が貯まってしまうと、近くのものが見づらくなるなど、一時的な視力低下を引き起こす。つまり、遠くまで見える眼鏡で、近くのものを見続けると、逆に目に悪影響を与えてしまう可能性があるのだ。

また、東京慈恵会医科大学の高橋準教授によると、目の筋肉の疲労による視力低下を慢性的な視力低下だと判断し、眼鏡の度数を強くすることで、より症状が悪化してしまったケースもあるという。このケースでは、疲れ目の状態が恒常的に続く眼精疲労へと発展してしまったが、適切な度数に戻すことで症状は治まった。
パソコン作業の後に視力低下を感じるという人は、自分の眼鏡が見えすぎていないか、確認してみると良いだろう。

近距離の作業 適切な度数とは

眼鏡の適切な度数は、どのようなシーンで眼鏡を使用するかによる。生活するうえで必要な視力は両目で1.0程度。パソコンやスマホ作業を長時間行う場合には、視力1.0以下の眼鏡を作ると、近距離にピントを合わせやすく、目の疲れを感じにくい。
また、運転やスポーツなど、遠くまでよく見る必要がある場合は、1.2程度が適切といわれている。

眼鏡による視力低下、目の疲れが気になる人は、日常用、仕事用、運転用など、度数の異なる眼鏡を使い分けると、目の疲れによる視力低下を未然に防ぐことができるだろう

ただし、もちろんどの度数が自分にとってちょうど良いかは個人の感じ方による部分も大きい。眼鏡を作成する際には、自分のライフスタイルに合う度数を、眼鏡店や眼科で良く相談するとよいだろう。

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