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3D視力回復アプリで目と脳をリラックス 疲れ目のリフレッシュに効果あり

目のピント調節機能を鍛え、視力の向上の効果があるという「視力回復アプリ」。立体視画像「ステレオグラム」を使って、ゲーム感覚で目が良くなると人気を得ている。しかし、視力アップ推進委員会の出口隆氏によると、視力回復アプリの本当の効果は目と脳のリラクゼーションにあるという。

「ステレオグラム」とは、目の焦点をずらすことで立体的な画像が浮かび上がる図や絵のこと。「マジカルアイ」シリーズで3Dに見える絵として有名になった。
ステレオグラムを立体的に見る方法には、近くに焦点を合わせる「交差法」と、画像より遠くに焦点を合わせる「平行法」の2種類がある。交差法は不自然な形で目の焦点を近距離に合わせるため目に疲れを感じやすいが、平行法は普段近距離ばかりに焦点を合わせている目の筋肉を鍛え、視力回復が可能になるという。視力回復を目的とするステレオグラムでは、平行法を用いて遠くの風景を見ているような状態にし、近距離にしか焦点が合わなくなった筋肉をほぐすすことで、視力の向上を目指している
以前からステレオグラムを一冊にまとめた本は発売されていたが、スマホ・タブレット端末用に無料アプリとしてもリリースされ、人気を集めている。

しかし、実際の効果はというと、アプリのレビューには効果がまだ見られないといった書き込みが多く、劇的な改善をしたという例は見られない。福岡にて視力回復センター「アイトレーニング視快研」を運営する出口隆氏のブログによると、ステレオグラムの本でトレーニングをしても視力が向上しなかったという人のほうが多く、視力回復アプリに視力回復効果はあまり期待できないという。ただ、ステレオグラムを利用した視力回復アプリには、目と脳のリラクゼーション効果は認められるという。

パソコンやスマホなど、近い距離に距離をあわせ続けると、焦点を調節する筋肉がこわばり、遠くがかすんだり、目が疲れたりという症状が発生する。そんなときにこの視力回復アプリを使用し平行法で立体視を行えば、遠くの風景を見ているときのように目の筋肉の緊張が緩んだ状態になり、リラックス効果が期待できるそうだ
ちなみに、同じように「視力回復」と銘打ったアプリには、画面に現れるアイコンを目で追って眼球の運動を行うというものがあるが、そちらに関しては特にスマホでは画面サイズが小さすぎ、たいした運動効果は期待できないとのこと。
また、基本的にスマホの明るい画面を見続けること自体が目に負担をかけるため、ステレオグラムのアプリに関しても、短い時間で行ったほうがよさそうだ

このように、視力回復効果については未知数な部分が多いステレオグラムだが、適切に使用すれば眼球周辺の筋肉を休めてリラックスする効果は期待できるかもしれない。目の疲れを感じたときは、ステレオグラムアプリを賢く利用して、目を休めてみてはいかがだろう。

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