レーシックの効果

レーシックは、手術を受けた方の約90%以上が裸眼視力1.0以上に回復するという、非常に高い視力回復効果があります。また、日常生活(車の運転やテレビ鑑賞など)を行なうために必要とされる0.7以上の視力になると、ほぼ100%の回復率に達します。

レーシックの効果・画像

ただし、回復の度合いには個人差が見られ、1.5以上の視力が出るケースもあれば、1.0に届かないケースも存在します。
一般に、レーシックの視力回復率は、手術前の近視の強度に左右される、と言われています。

軽度近視ほど、術後の回復率は高く(1.0以上への視力回復率:約96%)、
強度近視ほど、術後の回復率は低く(1.0以上への視力回復率:約81%)なります。

レーシックを行なう眼科では、手術の前に必ず適応検査を実施し、視力や眼圧、角膜の状態などを確認しますが、この検査によって、手術後の視力回復の度合いをある程度は予測できる、と言われています。

レーシックの向き不向き

適応検査とは

レーシックを行なうためには、事前に、適応検査(眼科検査と医師による診察)を受ける必要があります。
適応検査とは、レーシックの可否を判断する重要な検査です。おもに、角膜の厚さや屈折度数、眼圧、視力などを測り、目の健康状態をチェックします。
この検査で不適応と診断されると、通常はレーシックを受けることはできません。データによると、5~10人に1人が、角膜の厚さ不足などで、レーシック不適応となります。

視機能測定のエキスパート視能訓練士(ORT)

適応検査は、視能訓練士(ORT)と呼ばれるスタッフが担当することが多いようです。
視能訓練士とは、もともと、斜視や弱視のリハビリテーションを行なうための国家資格ですが、眼球の機能検査・形状測定のエキスパートでもあり、レーシックの適応検査に、この視能訓練士を採用している眼科が多く見られます。
適応検査は、レーシックの可否以外にも、実際の手術で使うデータを採取する重要な検査ですから、視能訓練士のような専門家の存在は心強いものです。

レーシックを受ける際には、この適応検査を、どのようなスタッフが行ない、どのような検査項目が調べられているのかをチェックすることも大切です。

適応検査について

おもな検査項目
角膜の形状撮影
収差測定
角膜内皮細胞数の測定
屈折度数の測定(近視や乱視、遠視の度数を器械で測定)
眼圧の測定(目の固さを器械で測定)
裸眼視力・矯正視力の検査(遠方・近方)
瞳孔径の測定
角膜厚の測定(角膜の厚さを超音波で測定)
眼軸長の測定(眼球の長さを超音波で測定)
散瞳剤使用による近視・遠視・乱視の測定
散瞳剤使用による屈折度数の測定
眼底検査

適応検査について・画像

検査時間
3~4時間(診察・問診含)
検査費用
3,000~5,000円前後(眼科によっては無料)

レーシックを勧められる場合・勧められない場合

勧められる場合
職業上、メガネやコンタクトレンズの装用が支障になる(例、プロスポーツ選手、芸能人、カメラマン、登山家など)
趣味を行なう上でメガネやコンタクトレンズの装用が邪魔になる(例、ゴルフ、水泳、野球、スキー、ダンスなど)
PC作業や不規則勤務などで、メガネ・コンタクトレンズの長時間装用が負担
アレルギー、ドライアイでコンタクトレンズが装用できない
左右の視力差が大きく不便

レーシックを勧められる場合・勧められない場合・画像

勧められない場合
眼科のレーシック適応検査で不適応と診断された場合
妊娠中、あるいは授乳中 (ホルモンバランスが不安定なため)
眼球が成長過程にある20歳以下(成長期に起こる、一時的な視力低下の可能性があります)
糖尿病や膠原病などの内的疾患がある場合
白内障、緑内障などの眼科疾患がある場合
過去1年以内にメガネやコンタクトレンズの度数が変わった場合
特定の薬剤を服用している場合

 ページトップへ

 このページの上部へ