視力回復相談室

視力回復に関する様々な質問に回答する相談コーナー

妊娠・授乳中にレーシックは受けられますか?

Q.29

レーシックを受けたいのですが、出産して授乳が終わったとこです。クリニックによって授乳終了後、数カ月経たないと受けられなかったり、授乳中でも受けられたりしますが実際はどうなんでしょうか?

ミルミル・36才・看護師

回答

妊娠・授乳中の女性がレーシックを受けられない理由は、大きく分けて二種類あります
一つは、ホルモンの影響によって視力が変動する可能性が指摘されているためです。
このホルモンによる視力変動は個人差が大きく、妊娠・授乳期間を通じてまったく変化しない人もいますが、視力変動のパターンが読みにくい妊娠・授乳中のレーシックは、通常に比べてリスクが高くなるというのが一般的な認識です

視力回復編集部

もう一つの理由は、レーシック後に処方される点眼薬等に、妊娠・授乳中の処方について安全性が確立されていない薬品があるためです。これは、あくまで「安全性が確認されていない」ということであり、妊娠・授乳中に使用することの危険性が立証されているわけではありませんが、これらの理由から、主だったレーシック眼科では、リスクを最小限に抑えるために、妊娠・授乳中のレーシックを受け付けていません。

一方、妊娠・授乳中でもレーシックを受け付けている眼科では、ホルモンによる視力変動も視野に入れて個人の視力を十全にチェックしているか、ホルモンによる視力変動や術後の処方薬について独自の見解があるかのどちらかと思われます

このように、授乳中のレーシックについては、それぞれの眼科によって方針が異なるため一概に言うことはできませんが、授乳中の女性は新生児の面倒を見る必要もあり、体力的にも万全な状態とは言えません。レーシックを受けられる方の体力面・健康面から考えると、やはり授乳が終わり、妊娠前と変わらない状態に戻るまでは、手術を延期されるのが賢明ではないでしょうか

関連特集

  • レーシック比較…レーシックを比較。手術の費用やユーザーの体験、品川・神奈川など大手眼科のサービスは?

視力回復相談室で相談する

 このページの上部へ

本サイトにはプロモーションが含まれます。