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子供の視力を回復させたい

Q.27

子供の視力を回復させる方法はありませんか?

現在、小学2年生で眼科検診の際に左右0.3・0.4と言われ、眼鏡の使用をすすめられました。

本人も眼鏡はかっこ悪いと嫌がりますし、親もできれば眼鏡なしの生活をさせてあげたいのですが、よい視力回復の方法があれば教えてください。

はるまま・42才・女

回答

現代の科学では、近親の原因や予防方法はまだはっきりと解明されていません。

視力回復編集部

近親の原因として言われている有力な説の一つに、眼球の成長説があります。子供の成長とともに眼球のサイズが大きくなり、それまで網膜上に合っていた焦点が徐々に前方にずれてくるケースです。

また、学年が上がるにつれて勉強やパソコン、ゲーム等で目を使う時間が増えたり、携帯電話を持つようになったりと、目を酷使する環境になりやすいことも原因の一つと考えられるでしょう。

ただし、これらの原因はすべて近視の確定要因ではないため、たとえば目を極力使わないようにすれば必ず視力が回復すると保証されているわけではありません

子供の視力回復について、視力回復トレーニングや視力回復センターなどの視力回復方法もありますが、このような背景から、確実な効果が期待できるかどうかについては多くの眼科医が懐疑的です。

視力は、子供の知性や感性といった脳の発達に大変重要な役割を果たしています。まずは勉強やスポーツに支障のない視力を得る手段として、眼鏡の使用を検討されるのがベストでしょう

なお、お子様の成人後であればレーシックによって近視を矯正することも可能です。現在では(眼鏡・コンタクトレンズ以外では)もっとも確実な視力回復の方法となっているため、子供のうちは眼鏡で通し、大きくなってからレーシックを受けるのもおすすめです。

ちなみに、子供にも利用可能な視力回復方法として、夜間装用するコンタクトレンズ(オルソケラトロジー)がありますが、「使用するレンズが厚生労働省の認可を受けていない」「コンタクトレンズを毎日ケアする必要がある」などのデメリットもあるため、レーシックよりもさらにリスクが高くなります。
検討される場合は、オルソケラトロジーを実施している眼科と相談の上、適応検査などで様子を見ると良いでしょう。

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